当日の朝。「陣痛の波が来なければ、朝8時半に陣痛室に入って点滴始めますね。」 と昨晩看護婦さんに言われたのに、今朝になったら 「6時半には荷物を持って陣痛室に入ってね。」 と言われた。時間が早まったことにビビリながらも、 「にっ荷物って、何を持って行くんですかぁ~?」 「飲み物とか、汗を拭くタオルとかかしら」 飲み物は、出産経験者の友人にストロー付が飲みやすくて いいよ、と聞いていたので、キティちゃんのペットボトルに セットできるストローを用意してあった。 陣痛の苦しい時に何が飲みたくなるんだろう?と、妊娠中、 コンビにで真剣?に吟味した結果、「キリン生茶」を購入。 ストローをセットして、タオルやら陣痛の合間に読む本やら をバックに詰め込み、きっと退屈でテレビも見る時間がある だろうと、病院のテレビを見る時に使うテレビカード (テレフォンカードのようなもの)も購入。 まるで遠足にでも行くような気分で鼻歌まじりで、早朝の 病院の廊下を歩いて陣痛室に向かった。 「ルルル~♪ ルルンルン♪」 |